古代エジプト展


開催記念講演会

シャンポリオンとルーヴル美術館


講師  鈴木まどか ( 倉敷芸術科学大学教授 ※本展覧会の監修者 )

  「ルーヴル美術館所蔵古代エジプト展」の開催を記念して、本展覧会の監修者による講演会を、NHK福岡放送局で下記のとおり開催します。
 
 

日 時: 2005年6月5日(日) 午後2時~3時30分
会 場: NHK 福岡放送局・ハイビジョンホール
定 員: 100名
料 金: 無料
申 込:電話でNHK福岡放送局( 092-724-2843 )へ申し込み。
     土・日・祝を除く午前10時~午後6時まで受け付け。
     定員になり次第締め切り
問い合わせ先
NHK福岡放送局事業(092-724-2843)


 
 
プロフィール
鈴木まどか
1945年 ( 昭和 20年 ) 愛知県に生まれる。
東京芸術大学美術学部を卒業と同時にフランスに渡り、ルーヴル美術館付属エコール・デュ・ルーヴル ( ルーヴル学院 ) 入学。エジプト考古学美術史を専攻し、 1973 年 ( 昭和48年)9月に日本人として初めて同校を正式に卒業。引き続き同校の研究課程に進み研究を続けたが一時帰国。フランス政府の給費留学生として再渡仏し、 1978 年 ( 昭和53年 )9月に研究過程のディプローム ( 大学における博士号に相当 ) を取得し卒業。
1979年( 昭和54年 ) には、ソルボンヌ大学 ( フランス ) 修士課程の論文を書き、修士を取得。
帰国後の 1981 年 ( 昭和 56 年 ) から 1986 年 ( 昭和61年 ) まで京都の平安博物館 ( 現京都文化博物館 ) の研究部講師に就任。その間、5次にわたるエジプト・アコリス遺跡の発掘隊長を務める。
その後、再渡仏し、ソルボンヌ大学・博士課程に進み、エジプトのミイラ包装に用いた銘文や図入りの葬祭用亜麻布の調査、およびエジプト宗教やミイラ化儀式について研究する。 1988年 ( 昭和63年 ) に帰国後、 1991年 ( 平成 3年 ) 比治山女子短期大学教授、 1993年 ( 平成 5 ) には比治山大学現代文化学部教授に就任。その間も日仏を往復しながら、 1992年 ( 平成 4年 ) にソルボンヌ大学・博士課程を修了。 2001年 ( 平成 13年 )4月より現職。

●訳書に「エジプト学」(白水社)、著書に「エジプト美術の謎」(丸善ライブラリー)、監修ほかを手がけた「クレオパトラ謎の海底宮殿」(講談社)などがある。
●展覧会では、今回の「ルーヴル美術館所蔵 古代エジプト展」のほか、 1999年 ( 平成 11年 ) から 2000年 ( 平成12年 ) にNHKなどが主催した「大英博物館 古代エジプト展」でも監修を担当。


 
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