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No.533

企画展示室4

古代と暦

平成31年4月9日(火)~令和元年6月9日(日)

三 暦にきく 暦で知る

 古代に使用された太陰太陽暦は、年により日の数が変わり、一年が13ヶ月になることもありました。人びとが日にちを把握するため、暦の意味は今以上に大きいもので、日にちのほかに様々な情報が記載された具注暦は、日々の行動指針にもなっていました。

方違は大将軍神ほか方角神がいる方角に向かうことを避けるため行われた。(『立表測景暦日諺解』より)

方違は大将軍神ほか方角神がいる方角に
向かうことを避けるため行われた。
(『立表測景暦日諺解』より)

 例えば、方位の吉凶は方違(かたたがえ)の参考として用いられ、外出先の方角が悪い日には前夜に別の方角に行って泊まり、改めて目的地にむかうこともありました。方違など暦をもとにする動きは『源氏物語』や『土佐日記』などに、当時の日常的な習慣としてみることができます。

 そのほか、一年の季節を知る目安となる24節気は奈良時代の儀鳳暦から存在し、卯月(うづき)(4月)、皐月(さつき)(5月)といった月の和名も、早く『古事記』や『万葉集』にみることができます。平安時代後期の具注暦には曜日も見えます。これらは江戸時代の太陰太陽暦の暦にはもちろん、太陽暦になった今でもなじみがあるもので、1千年以上、暦に記載されてきたものなのです。

おわりに

  日本の暦を古代から通してみると、私たちが使用する太陽暦は、時の区切り方としてまだ歴史が浅いものですが、カレンダーには、長く人びとの生活に根付き、暦の一部として用いられてきた語句をみることができます。今回、典拠が初めて日本の歌集となった元号もその一つ。ぜひ元号だけでなく色々な言葉にも注目してみて下さい。(佐藤祐花)

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休館日

開館時間
9時30分~17時30分
(入館は17時まで)
※7月22日〜8月26日の金・土・日・祝日は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日
毎週月曜日
(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)
※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで

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