福岡市博物館
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スタッフ通信『新修 福岡市史』より 播磨平定をめぐって 小河家・小寺家・黒田家

2014.6.16

「軍師官兵衛」第24回,ご覧になりましたか?
三木城(兵庫県三木市)も落ち,播磨国(兵庫県西南部)平定。
黒田家は,1万石の大名に!!
そして,新しい黒田家の家紋として「藤巴紋」が登場。
まぁ,家紋のことについては,何度か紹介した
福岡市博物館の企画展「藤と餅─黒田家家紋のものがたり」(6月15日で終了)の解説リーフレットをご参照ください。
 
さて,小寺家の家老・小河良利(ドラマでは磯部 勉さん)に連れられて,
小河信章(1554~93,ドラマでは二階堂 修さん)が登場し黒田家に仕えることになりました。
第19回のあとに紹介したとおり,信章は「黒田二十四騎」に名を連ねる人物です。
今後の活躍に注目ですね。
 
久しぶりに小寺政職(1517~82,ドラマでは片岡鶴太郎さん)と斎くんも登場しました。
天正8(1580)年1月の三木城落城後の話でしたね。
小寺家に伝わった史料のなかに,
天正7年のものと考えられる6月5日付の小早川隆景(1533~97,ドラマでは鶴見辰吾さん)から小寺政職にあてた手紙があります。
そこには「この後,どんなことになろうと,決して(小寺家を)見放さない」と書かれているのです。
結局,毛利から援軍が来なかったことを思うと,戦国の世のこととはいえ切なくなります。
この手紙は,『新修 福岡市史』資料編 中世1 市内所在文書の492頁に掲載しています。
 
天正8年9月1日付で羽柴秀吉(1537~98,ドラマでは竹中直人さん)から
官兵衛(1546~1604,ドラマでは岡田准一さん)に手渡された知行宛行状(ちぎょうあてがいじょう,武将が家臣に所領などを与える時に渡した文書)も,
『新修 福岡市史』資料編 中世1 市内所在文書の685頁に掲載しています。
この文書についての詳しい解説は,福岡市博物館発行の『黒田家文書』第一巻の本編117~118頁,写真は影印本79頁にあります。
 
『新修 福岡市史』と『黒田家文書』は,
福岡市内の図書館などで借りることができます(館によっては閲覧のみ)。
 
『新修 福岡市史』の購入について詳しくは,福岡市史のホームページをご覧ください。
 
『黒田家文書』の購入については,福岡市博物館ホームページの「ミュージアムショップ」をご覧ください。
 
有岡城攻めで死んだ万見仙千代(?~1579,ドラマでは田中幸太朗さん)に代わって,
森蘭丸(1565~82,ドラマでは柿澤勇人さん)が登場。
本能寺の変が近づいてきました。
次回は,大人になった松寿丸・長政(1568~1623,ドラマでは松坂桃李さん)も登場するようです。
楽しみですね。