福岡市博物館
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スタッフ通信『新修 福岡市史』より 光と栄の大坂脱出

2014.12.1

「軍師官兵衛」第48回,ご覧になりましたか?
如水(官兵衛 1546~1604,ドラマでは岡田准一さん)の信頼に見事に応えて,
善助(1551~1631,ドラマでは濱田 岳さん)と太兵衛(1556~1615,ドラマでは速水もこみちさん)は,如水の妻・光(1553~1627,ドラマでは中谷美紀さん)と長政(1568~1623,ドラマでは松坂桃李さん)の妻・栄(1585~1635,ドラマでは吉本実憂さん)を無事に中津まで送り届けることに成功しました。
 
長年仕えてきた側近中の側近だけあって,
如水の天下取りへの謀りごとも,
善助,九郎右衛門(1554~1634,ドラマでは高橋一生さん),太兵衛の,「全て心得ております」という感じが実に頼もしかったですね。
 
一方,長政も,福島正則(1561~1624,ドラマでは石黒英雄さん)を説得したり,北政所(おね 1547~1624,ドラマでは黒木 瞳さん)の仲介で小早川秀秋(1582~1602,ドラマでは浅利陽介さん)に頼られたり,
家康(1542~1616,ドラマでは寺尾 聰さん)ならずとも「さすが官兵衛の倅」という感じになってきました。
 
如水の動きを察知した三成(1560~1600,ドラマでは田中 圭さん)は,大友吉統(義統 1558~1605,ドラマでは増田修一朗さん)を担ぎ出しました。
秀吉(1537~98,ドラマでは竹中直人さん)の九州平定のときに,登場した大友宗麟(1530~87,ドラマでは上條恒彦さん)の息子です。
秀吉による九州平定後,豊後(大分県)と豊前の宇佐郡(大分県宇佐市など)の一部を安堵されていましたが,文禄の役(1592~93)の際の失敗で,改易されていたのでした。
 
さて,官兵衛の頼もしい側近3人のうち,
九郎右衛門と太兵衛の資料(「井上周防之房伝」と「毛利但馬友信伝」)はすでに紹介しました。
もちろん,善助の資料も『新修 福岡市史』に収録しています。
最新刊 資料編 近世2 家臣とくらし
の52頁から56頁に掲載している「栗山備後利安伝」です。
今回の光と栄の大坂脱出劇での活躍も記録されています。
48頁から51頁に掲載の「毛利但馬友信伝」と合わせてご一読ください。
 
『新修 福岡市史』は,福岡市内の図書館等で借りる(館によっては閲覧のみ)ことができますが,購入について詳しくは,福岡市史のホームページをご覧ください。
ただし,最新刊については,現在,配本作業中です。
店頭での販売は開始していますが,
図書館で閲覧・貸出が可能になるのは,もう少し先になると思いますので,ご了承ください。