福岡藩の時代


 江戸時代は江戸・大坂を中心とした全国の海陸交通網が整備されました。筑前福岡藩では領内中央を長崎街道が通り、途中に筑前六宿とよばれる6ヶ所の宿駅が設けられ、長崎と江戸を結ぶ公用交通をささえました。領内にはほかに21の宿駅がありました。また筑前国内の5ヶ所の浦に基地をもつ廻船は、年貢米輸送等を中心として全国に活動し、五ヶ浦廻船とよばれました。廻船の中には東南アジアまで漂流したものもあり、その記録が残されています。
『筑前孫七異国物語』
唐泊の孫七の東南アジア漂流記録
廻船で使用した道具:左から、金比羅大権現守護宝剣の入箱、香時計、羅針盤

廻船絵馬


ケンペル『日本誌』
 出島オランダ商館長の江戸参府

『筑前名所図会』筑前山家宿の図