■特別展示室


■日伊国交樹立150周年記念 「世界遺産 ポンペイの壁画展」
  LA PITTURA PARIETALE ROMANA A POMPEI

古代ローマの美の世界が、時空を超えて福岡にやってきます!

 18世紀に再発見されたポンペイの遺跡は、古代ローマの人々の豊かな暮らしを今に伝え、世界中を魅了し続けています。1997年に世界遺産に登録され、年間200万人以上の観光客が訪れるポンペイの遺跡は、「秘儀荘」を筆頭とする壁画の美しさで知られ、〈ポンペイの赤〉と呼ばれる特徴的な色彩は、一度目にすると忘れられない鮮やかさです。
 本展は、ポンペイの出土品の中でも最も人気の高い壁画に焦点を絞り、壁画の役割と、その絵画的な価値を紹介するものです。壁画コレクションの双璧である、ナポリ国立考古学博物館、ポンペイ監督局の貴重な作品群から、約80点を厳選し、「建築と風景」、「日常の生活」、「神話」、「神々と信仰」と描かれたテーマごとに紹介し、古代ローマの人々が好んだモチーフや構図、その制作技法に迫ります。
 出品作品のなかでも《赤ん坊のテレフォスを発見するヘラクレス》(右画像)は、ギリシャ神話を題材にした美しい壁画で、本邦初公開であると同時に、海を渡って初めて持ち出される大変重要な作品です。ポンペイ壁画のまさに決定版ともいえる展覧会を、ぜひご覧ください

会期   平成29年4月15日(土)〜6月18日(日)
観覧料  一般1,500円  高大生800円  小中生500円

トップへ戻る

TEL:092-845-5011