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国宝 薬師如来坐像(平安時代)

会期:平成13年5月31日(木)~7月8日(日)
観覧料:一般1000円(800円)高・大生700円(500円)小・中生300円(200円

( )内は団体(20人以上)、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・シルバー手帳提示者料金

 醍醐寺(だいごじ)は真言宗醍醐派の総本山であり、その歴史は貞観(じょうがん)16年(874年)聖宝(しょうぽう)・理源大師(りげんだいし)が平安京の東南に聳える笠取山(かさとりやま)(醍醐山)山上に草庵を結んだことに始まります。爾来、1100有余年、真言密教の中心の一つとして今日まで栄え続けています。
 教学や加持祈祷(かじきとう)に優れた名僧を輩出し、時の権力者たちの篤い帰依(きえ)を受けた醍醐寺は、災害や戦火など幾多の危機にみまわれながらも、伽藍(がらん)の復興や什宝(じゅうほう)・記録類の護持に尽力し、建築、彫刻、絵画、書跡の諸分野にわたる非常に多くの文化財を現代に伝えています。平成6年に「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されてました。
 このたびの「世界遺産 醍醐寺」展は、醍醐寺が永い歴史の中で培い、守り伝えてきた文化遺産を、111件(うち国宝6件、重要文化財(71件)という空前の規模をもって紹介するものです。展覧会を通して、壮麗な密教美術と悠久の歴史のドラマを余すところなく鑑賞していただけることでしょう。
*会期中、展示する作品の入替を行います。


Facata(博物館だより)42号にも当展示の関連記事があります。
Facata42号目次へは、こちらからどうぞ。


記念講演会
日時:6月23日(土) 午後2:00~4:00
題目:「醍醐寺の密教美術」
講師:東北大学大学院教授 有賀祥隆氏
  *事前申込は必要ありません。


重要文化財
不動明王坐像 快慶作

重要文化財
五鈷鈴

国宝
閻魔天像

重要文化財
孔雀明王像

重要文化財
如意輪観音坐像

重要文化財
三宝院表書院障壁画 柳草花図

重要文化財
埋趣経 足利尊氏筆
(展示期間5月31日~6月17日)

主催:福岡市博物館・ 総本山醍醐寺、日本経済新聞社、TVQ九州放送、「世界遺産 醍醐寺展」実行委員会
後援:文化庁、福岡県、福岡県教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、九州旅客鉄道、西日本鉄道
特別協賛:NTTグループ
協賛:九州電力、ふくや、はせがわ、サッポロビール、竹中工務店、富士写真フィルム、松下電器産業、日本興亜損保(4月開業)
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休館日

開館時間
9時30分〜17時30分
(入館は17時まで)
※2024年7月26日~8月25日の金・土・日・祝日と8月12日~15日は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日
毎週月曜日
(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)
※2024年8月12日~15日は開館し、8月16日に休館
※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで

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