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福岡市博物館 木喰展(もくじきてん) 微笑みの仏たち
木喰展(もくじきてん) 生誕290年
1月5日(土)から3月2日(日) 木喰展(もくじきてん)
 
開館時間/9:30~17:30
〈*入館は17:00まで 毎週月曜日は休館〈1月14日(月)、2月11日(月)は開館・1月15日(火)、2月12日(火)は休館〉


観覧料(税込) 一般 1,200円 (1,000円)
高校・大学生 800円 (600円)
小・中学生 400円 (200円)
*( )内は、前売り・20人以上の団体、および身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・シルバー手帳提示者の料金
《前売り券のご案内》
ローソンチケット(Lコード:89411)、チケットぴあ(Pコード:687-674)ほか主要プレイガイド


主催:福岡市博物館、毎日新聞社、NHK福岡放送局、NHK九州メディス、 NHKサービスセンター、「木喰展」実行委員会
後援:福岡県、福岡県教育委員会、 福岡市文化芸術振興財団、西日本鉄道株式会社
協賛:味の明太子 ふくや
協力:全国木喰研究会

ようこそ[木喰(もくじき)]の世界へ

 木喰は、江戸時代の後半に、既成の作風にとらわれない個性的な仏像を数多く彫りながら全国を遍歴しました。彼が生み出したやさしく丸みを帯びた仏像は、「微笑仏」という言葉で評されるように、深くやわらかな笑みをたたえた独特のものでした。
 木喰が生まれたのは甲斐国の山村(現在の山梨県南巨摩郡身延町古関丸畑)です。それは享保3年(1718)のこととされ、ちょうど生誕290年にあたります。 22歳で出家し、56歳の時に日本廻国の旅に出た木喰ですが、像を彫り始めたのは60歳を過ぎ、すでに老境に入ってからのことでした。

 北海道から九州に至る全国各地を遍歴するなかで、木喰は庶民の願いに応じて数多くの仏像を制作しました。80歳に1000体、 90歳には2000体もの造像を発願し、現在それらのうち600余体が確認されています。そのすさまじい勢いの作仏活動からは、木喰の旺盛な意欲とたゆみのない決意を見て取ることができます。そうした思いの高揚と呼応するかのように、その像容は、80歳頃に特有の微笑みを見せはじめ、90歳を過ぎた頃には心の底からにじみ出るような微笑みを表した傑作を数多く生み出すこととなりました。
 本展は、木喰の作品と関連資料を通して、その独特で卓越した美を紹介し、あわせて木喰の人間像を振り返ろうとするものです。魅惑的な「微笑みの仏たち」と出会い、ぜひ心豊かに年の始めをお迎えください。


薬師如来
薬師如来(新潟)
子安観音菩薩
子安観音菩薩(愛知・徳蔵寺)
 
     
十二神将
十二神将(新潟・西光寺)
白衣観音菩薩
白衣観音菩薩(新潟)
子安観音菩薩
子安観音菩薩(愛媛・光明寺)
 
 
記念講演会
「木喰さんの歩いた道」
日時/平成20年1月13日(日)14:00~15:30
会場/福岡市博物館 講堂
講師/大久保憲次(全国木喰研究会顧問)
参加料/無料

「木を彫ることのよろこび」
日時/平成20年2月10日(日)14:00~15:30
会場/福岡市博物館 講堂
講師/籔内佐斗司(彫刻家・東京芸術大学大学院保存修復研究室教授)
参加料/無料
 
ギャラリートーク
日時/平成20年1月20・2月3日・2月24日(日)14:00~14:40
会場/福岡市博物館 特別展示室
講師/当館学芸員
参加料/無料(別途観覧料が必要です)
 

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pressrelease

休館日

開館時間
9時30分〜17時30分
(入館は17時まで)
※2024年7月26日~8月25日の金・土・日・祝日と8月12日~15日は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日
毎週月曜日
(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)
※2024年8月12日~15日は開館し、8月16日に休館
※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで

Facata(博物館だより)

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