アーカイブズ

No.155

黒田記念室

宗七焼

平成11年11月30日(火)~平成12年2月6日(日)

(15)虎(とら)(16)大黒面(だいこくめん)
(15)虎(とら)(16)大黒面
(だいこくめん)
(福岡県立美術館蔵)

(15) 虎(とら)

福岡市博物館 (高)10.5センチ

(16) 大黒面(だいこくめん)

福岡市博物館 (面長)9.0センチ 江戸時代(18~19世紀) 正木宗七ヵ

 後ろ脚で体を掻(か)く姿を巧みにあらわした虎の置物と、独特の笑みを浮かべた小型の大黒面です。いずれも楷書で「宗七」の陰刻銘がありますが何代の作品かは不明です。宗七本人というよりは工房の作品とも考えられます。

(15)【底部陰刻銘】「宗七」

(16)【顎部陰刻銘】「宗七」


(17)陶片(とうへん)(烏帽子(えぼし))(福岡市埋蔵文化財センター蔵)
(17)陶片(とうへん)「烏帽子(えぼし)」
(福岡市埋蔵文化財センター蔵)

(17) 陶片(とうへん)(烏帽子(えぼし))

福岡市埋蔵文化財センター 江戸時代(天保13年/1842) 正木幸弘(4代)

 正木宗七が工房を構えた博多区祇園町から出土したものです。破片を接合すると烏帽子の置物であったことがわかります。裏面に陰刻銘があり4代宗七が最晩年に作ったことがわかります。

【裏面陰刻銘】「陶工正木宗七幸弘/作/・・三壬寅年/・・吉日/・・太神」(学芸員 末吉武史)


 本展の開催にあたり太宰府市教育委員会の山村信榮氏、並びにご所蔵・関係各位より多くのご協力を賜りました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。


  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • youtube

最新情報を配信中

pressrelease

休館日

開館時間
9時30分〜17時30分
(入館は17時まで)
※2024年7月26日~8月25日の金・土・日・祝日と8月12日~15日は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日
毎週月曜日
(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)
※2024年8月12日~15日は開館し、8月16日に休館
※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで

Facata(博物館だより)

  • 福岡市博物館 市史編さん室
  • はかた伝統工芸館
  • ふくおか応援寄附
  • 福岡市の文化財

福岡市博物館

〒814-0001
福岡市早良区百道浜3丁目1-1
TEL:092-845-5011
FAX:092-845-5019