2001年7月20日(金・祝)~9月2日(日) |
復元画/小田隆 |
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Tuojiongo saurus multispinus Dong, Li, et Zhou et Zhang |
Omeisaurus fuxiensis Dong, Zhou et Zhang |
入場料:一般1200円(1000円)/高・大生900円(700円)/小・中生600円(400円)/幼児300円(300円)*4歳以上
*( )内は前売り及び身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、シルバー手帳提示者、団体は20人以上の料金。
四川省は恐竜化石の宝庫です 中国南西部に位置する四川省は、ジュラ紀の地層が露出する世界でも屈指の恐竜化石の宝庫です。恐竜化石の発掘が手がけられ、アジア型恐竜の生態や絶滅の謎についての研究が進められています。四川省の恐竜化石の特徴は、地層中での保存状態が飛びぬけて良いことです。発掘の最前線「重慶自然博物館」には、本物の化石から成る恐竜骨格が多数展示されていますが、これらは世界でもあまり例のないことです。 |
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2億年前の地球からメッセージを伝えます スーパーバイザー/早稲田大学教授 吉村 作治 恐竜は1億5千万年もの間、 この地球に棲息していた。何と人類の30倍の長さだ。ところがあっという間に地球からいなくなっているように現在考えられている。果たしてそうだろうか。私は違う答えがあると思っている。すなわち人類の未来にも待ち受けている環境悪化の問題であったに違いないと・・・。 そんな難しい問題を解くのが発掘という方法なのである。私はエジプトが主たる活動の場であるが、モンゴルで恐竜発掘をやったことがある。今回は中国四川省で掘られたばかりの恐竜がやってくるのだ。その中に何が見えるか、楽しみである。 |
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発見!ジュラ紀初期の新種恐竜 監修/帝京平成大学助教授 平山 廉 本展覧会のみどころは、戦前以来、中国における恐竜の発掘と研究のメッカである四川省の代表的なジュラ紀恐竜や、これらと共に生きた様々な生物の化石が一堂に見られるということである。特に掘りたて恐竜は、恐竜の中でも最大の竜脚類の起源や初期進化を探るうえで世界的にも貴重な標本である。この化石は今年掘りあげられたばかりで、世界に先駆けて日本で公開されることになった。まさに必見の恐竜といえよう。会場では、化石のみならず画家の小田隆氏の精密で鮮やかな復元画が、見る者の想像力を刺激して止まないであろう。 |
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ヤンチュアノサウルスの産状展示 凶悪な肉食恐竜ヤンチュアノサウルスが発掘されたままの状態で展示されます。ジュラ紀後期の地層から発見された骨格は保存状態も極めて良く、太古のタイムカプセルといえる珍しい化石です。 |
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スゼチュアノサウルス 四川省の肉食恐竜として最も早く、1942年に楊鐘健(中国古脊椎動物学の父と言われる)によって報告されました。ヤンチュアノサウルスに似ていますが、より小形で、頚椎の数が1つ少なくなっています。 |
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オメイサウルス ジュラ紀後期に棲息していたとされる草食恐竜。全長14メートルという巨体で、中国産の竜脚類では最も保存状態の良い化石の1つです。発掘産地は四川省自貢市。 |
■主催/福岡市博物館、RKB毎日放送 ■特別協賛/株式会社エス・エッチ・アイ
■協賛/九州電力 ふくや ほのぼのレイク 日産カーパレスマアリノア ロート製薬 福岡セキスイハイム hit住宅展示場
■協力/日本通運 JAL にしてつグループ
■後援/中国大使館、福岡県、福岡県教育委員会、北九州市、北九州市教育委員会、福岡商工会議所、JR九州、毎日新聞社、西日本新聞社、読売新聞社、朝日新聞社
■スーパーバイザー/吉村 作治(早稲田大学教授)
■監修/周世武(重慶自然博物館館長)、平山廉(帝京平成大学教授)
■復元画/小田隆 ■企画プロデュース/サンメディア ■企画協力/JEIコーポレイション
■製作協力/アケト ■企画制作/RKB毎日放送 ■お問い合せ/RKB事業部 TEL:092-852-6606