初めて八十八ヶ所全寺院出品、国宝・重文を含む400余点一挙公開! 2003.1/5(日)-2/16(日) 入場料 一般1000円(800円) 高大生800円(600円) 中学生以下は無料 *( )内は前売り料金、20名以上の団体、 および身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・シルバー手帳提示者の料金 ●前売券はローソンチケット、チケットぴあ、主要プレイガイドにて発売 *文化財保護のため途中展示替えがあります。 |
深山をかけ、海辺をゆく信仰の旅路、四国遍路 弘法大師(こうぼうたいし)の分身といわれる杖を手に、「同行二人(どうぎょうににん)」と書かれた菅笠を被り、笈摺(おいずる)と呼ばれる白衣の背には「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」という弘法大師の宝号―独特の装束に身を包んだお遍路さんが巡る四国霊場八十八ヶ所。そこには、仏像や仏画、経典など、長い信仰の歴史を物語る貴重な文化財が什宝(じゅうほう)として伝わっています。弘法大師の母により仏の姿が描かれたという言い伝えのある「一字一仏法華経序品(いちじいちぶつほけきょうじょぽん)」(国宝)、弘法大師が唐より請来したという「錫杖頭(しゃくじょうがしら)」(国宝)、室戸岬の洞窟の中で1000年以上伝わってきた「如意輪観音半跏像(にょいりんかんのんはんかぞう)」(重要文化財)など、八十八ヶ所の什宝は、弘法大師と四国遍路に対する信仰により守り伝えられたものでした。この展覧会は、これらの什宝を中心に、四国遍路の文化をさまざまな角度から紹介しようとするものです。 四国遍路の旅は、いまなお多くの人々の心を捉えています。それは、四国の山野と海に見守られ、たくさんの人の善意に支えられながら行く旅路に、心のよみがえりを実感するからです。この展示では、現代に生きるわれわれにとって遍路とはどのような意味を持つのかを、写真作品からも探ります。
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主催 福岡市博物館/毎日新聞社/NHK福岡放送局 後援 (財)福岡市文化芸術振興財団/NHK九州メディス/テレビ山口株式会社 特別協力 四国八十八ヶ所霊場会 協賛 味の明太子ふくや/日本ビクター株式会社/大日本印刷株式会社 協力 ヤマト運輸/日本油脂株式会社/EPSON/富士写真フィルム/日本ポロライド/ジョイロード |