百済からヤマトへ 煌く古墳文化のナゾを解く・・・ |
|
一般 1,100(900)円 高大生 700(500)円 小中生 無料 「将軍徳川家15代展」(福岡市美術館 7月23日-9月5日)との共通券(一般)1,500円 *前売のみ ( )内は前売り、20名以上の団体及び身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、シルバー手帳提示者の割引料金 |
はるか2000年の昔よりヤマトは、海を越えて中国や朝鮮半島の政治や文化の影響を強く受けて発展してきました。殊に、4世紀から7世紀の東アジア世界は、中国で北方の諸民族が覇権を競って相争い、朝鮮半島では高句麗、百済、新羅の3国が抗争する動乱の世紀でした。この揺れ動く政治的動乱の中で、ヤマトには百済を中心とする朝鮮半島の国々からさまざまな新しい技術や文化が伝えられました。なかでも特筆されるのは、王たちが身を装った金・銀・金銅装の大刀や装身具、武具、馬具などの煌びやかな金属工芸品です。
百済中興の祖、武寧王の時代を中心に、朝鮮半島および日本の古墳から出土している国宝36点、重要文化財47点を始め、日韓合わせて約350点の金・銀・金銅装の工芸品ならびに大宰府等の官衙や初期寺院資料をとおして、百済からヤマトへ、そしてヤマトから全土に伝播する古墳文化と百済の滅亡にいたる歴史のナゾを探ります。
|
|
金錯銘鉄剣 (国宝) |
金錯銘鉄剣 (拡大) |
伝周船寺 硬玉勾玉付金鎖首飾 (重要文化財) |
観音山古墳出土 銅製水瓶 (重要文化財) |
沖ノ島遺跡出土 金製指輪複製 |
武寧王陵出土 金帽勾玉 |
笹塚古墳出土 金銅製亀形飾金具 |
観音山古墳出土 金銅花弁付鈴 |
沖ノ島遺跡出土 金銅装杏葉 (国宝) |
伝船塚古墳出土 金銀装鈴付双龍環頭大刀 |
月岡古墳出土 金銅装眉庇付冑 (重要文化財) |
沖ノ島遺跡出土 金銅製歩揺付雲珠 (国宝) |
物見櫓古墳・伝日拝塚古墳出土 金製垂飾付耳飾 |
宮山古墳出土 垂飾付耳飾・首飾 (重要文化財) |
主催:福岡市博物館/読売新聞西部本社/FBS福岡放送/ 「秘められた黄金の世紀展-百済武寧王と倭の王たち-」実行委員会
後援:文化庁/(財)福岡市文化芸術振興財団/NIB長崎国際テレビ/KKT熊本県民テレビ/TOSテレビ大分/KYT鹿児島読売テレビ/KRY山口放送/JR九州/西日本鉄道
特別協賛:都築総合学園
協賛:九州電力/積水ハウス/博多大丸