- 展覧会名
- 特別展「驚異と怪異―想像界の生きものたち」
- 展覧会概要
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ヨーロッパや中東において、犬頭人、一角獣といった不可思議ではあるが実在するかもしれない「驚異」は、自然に関わる知識のひとつとして伝えられてきました。また、東アジアにおいては、通常とは異なる奇怪な現象や異様な物体を説明しようとする心の動きが、「怪異」を生み出しました。常識や慣習から逸脱した「異」なるものは、どのように認識され、説明され、時には創作のインスピレーションとなってきたのでしょうか。
本展は、国立民族学博物館および九州各地に所蔵されている人魚や龍、河童、天狗、獅子など、この世との境界にいると信じられていた驚異や怪異にまつわる絵画や書籍、彫刻や祭具など約300点をとおして、世界の想像界の生きものの多様性について紹介するとともに、人間の心理と思考の働きや、表象の在り様にも焦点をあて、人間の想像と創造の力の源泉を探ります。
- 会期
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2023年3月11日(土)~5月14日(日)56日間
- 開館時間
- 9時30分~17時30分(入館は17時まで)
- 休館日
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毎週月曜日
(ただし、月曜日が祝日の場合は翌平日休館) - 会場
- 福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3丁目1-1)
- 主催
- 福岡市博物館、TVQ九州放送、⻄⽇本新聞社、国⽴⺠族学博物館、千⾥⽂化財団
- 観覧料金
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⼀般・⼤学⽣1,500円(1,300円)、中⾼⽣1,200円(1000円)、⼩学⽣600円(500円)
- ( )内は前売りおよび20名以上の団体、満65歳以上の割引料金。
- ※身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳の提示者とその介護者1名、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者は観覧無料
特別展示
特別展示は、グランドホール正面の階段を右側にのぼった特別展示室で行なわれます。当館企画の展覧会ほか、さまざまな主催者が歴史と文化に関する展示を期間を限定して行なっています。