展示・体験学習室

特別展示

特別展示は、グランドホール正面の階段を右側にのぼった特別展示室で行なわれます。当館企画の展覧会ほか、さまざまな主催者が歴史と文化に関する展示を期間を限定して行なっています。

特別展 「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」

展覧会名
特別展 「魔法の歴史スコープ~見つめてみよう福岡の今~」
展覧会概要
こちらからチラシをダウンロードできます

今だからこそ見つめなおす人と環境の関わりの歴史

歴史をひもとくことは、私たちの今のくらしのあり方をより深く理解することにもつながります。私たちの生活は過去と切り離されたものではなく、また、この先の未来にもつながっているのです。社会の変化が大きく、先が予測できない今だからこそ、改めて過去を見つめ、歩んでいくことが必要なのではないでしょうか。

この展覧会では特に、人と「環境」がどのように関わってきたかにスポットをあてます。私たちの生活にとって、自然は身近ではなくなってきているようにも感じますが、私たちは自然に頼らずに生きていくことはできません。人は森や川、海などの自然環境との関係を築いた上に、町などの社会環境をつくり、その中でくらしているのです。そうした私たちの生活と深く結びついている環境と人との関係の歴史をひもとくことで、よりよい未来を作っていくヒントを探していきましょう。

「今の社会の見え方が変わる」。
そんな魔法のような体験を、あなたもぜひ会場で味わってみてください。子どもから大人まで、様々な気づきをえられる展覧会です。

会期
2026年2月21日(土)〜4月12日(日)
開館時間
午前9時30分~午後5時30分 (※入場は午後5時まで)
休館日
月曜日
(ただし、2月23日(月・祝)は開館し、2月24日(火)は休館)
会場
福岡市博物館 特別展示室
〒814-0001 福岡市早良区百道浜3-1-1
主催
福岡市博物館、西日本新聞社、西日本新聞イベントサービス
特別協力
柴川 敏之 (現代美術作家)
協力
専門学校 福岡ビジネス・アカデミー フラワービジネス学科、西日本短期大学 緑地環境学科(まちづくり研究部)、香蘭女子短期大学 テクニカル専攻科、西南学院大学 MATI TO MANY(まちづくりサークル)、コダイプレス
観覧料金
一 般 800円(600円)高大生 500円(400円)、中学生以下無料
  • ( )内は前売料金、20名以上の団体料金
  • 常設展示室・企画展示室観覧券付
  • 学生の方は入場の際、学生証をご提示ください。※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の掲示者と介護者1人、および特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証を提示者は観覧無料。※障害者手帳アプリ「ミライロID」も使用できます。
お問合せ先
西日本新聞イベントサービス
TEL 092-711-5491(平日9時30分~17時30分)
展示紹介

チュートリアル

41世紀の未来から見た福岡の“今”

福岡市博物館 × 現代アート
―未来から今をみつめる―
私も歴史の一部なんだ

現代美術家 柴田敏之氏が生み出す
「2000年後の世界」から、今の福岡を見つめます。

  • 2000年後に発掘された折り紙の出土品
    2000年後に発掘された
    折り鶴の出土品
  • 2000年後に発掘されたキューピー人形の出土品
    2000年後に発掘された
    キューピー人形の出土品
  • 2000年後に発掘された招き猫の出土品
    2000年後に発掘された
    招き猫の出土品
ターゲットI 森と人

森を切りひらき、人の世界を広げていく

哲の斧(刃)/ 弥生時代 鉄の斧(刃)/ 弥生時代
ターゲットII 川と人

水が支える人びとの暮らし

井戸の水汲み具 / 弥生時代 井戸の水汲み具 / 弥生時代
水鳥のハニワ / 古墳時代 水鳥のハニワ / 古墳時代
ターゲットIII 海と人

海がつないだ人びとのくらし

廻船を描いた絵馬 / 江戸時代 廻船を描いた絵馬 / 江戸時代
ターゲットIV 町と人

集まる人びと、広がっていく町

福岡・博多を描いた絵図(正保福博惣図) / 江戸時代 福岡・博多を描いた絵図
(正保福博惣図)/ 江戸時代
福岡市上水道のしおり/大正時代 福岡市上水道のしおり/
大正時代
ターゲットV 福岡の今とこれから

来場者のみなさまと一緒に福岡の未来を考えます。
また、未来を担う若い世代と一緒に、博物館資料を活用した未来へのアプローチを模索します。

◎福岡市博物館 × 花

現代によみがえる江戸時代の花々

江戸時代の古文書や屏風、着物などの資料の中に描かれている花々が現代のアーティフィシャルフラワー(造化)技術でよみがえります。

協力 : 専門学校 福岡ビジネス・アカデミー フラワービジネス学科
   西日本短期大学 緑地環境学科(まちづくり研究部)

藤棚文様の振袖 / 江戸時代 藤棚文様の振袖 / 江戸時代

◎福岡市博物館 × ファッション

いにしえの心をまとう

博物館資料や福岡市内から出土した考古資料として残された「原始美術」からインスピレーションを得たファッションが並びます。

協力 : 香蘭女子短期大学 テクニカル専攻科

銅の鐘 / 弥生時代 銅の鏡 / 弥生時代
煮炊き用の土器 / 縄文時代 煮炊き用の土器 / 縄文時代
万寿菊 (マリーゴールド)
八仙花(アジサイ)

「本草正画譜」万寿菊 (マリーゴールド)・八仙花(アジサイ) / 江戸時代

トピック

・福岡の人は新しいものが好き?

 博多人形は西洋美術を取り入れて確立

博多人形「夕映え」 原田嘉平作/昭和時代 博多人形「夕映え」
原田嘉平作 / 昭和時代

・変わりゆく家族のカタチ

 夫の無事を祈る想いを込めた

漁師の晴れ着(ドンザ) / 明治時代 漁師の晴れ着(ドンザ)/
明治時代
イベント
1.開催記念講演会
「人と環境の関係史-個の時代からCo (共)の時代へ」

歴史から私たちは何を学び、現在、そして未来にどのように活かすことができるのでしょうか。
人びとが協働して自然を利用してきた歴史や、協働して歴史を実践する「パブリック・ヒストリー」を一緒に考えてみましょう。

日時
2026年2月21日(土) 午後1時30分~3時(午後1時受付開始)
講師
菅 豊氏(東京大学東京大学東洋文化研究所教授)
菅 豊 氏
(東京大学東洋文化研究所教授)
会場
福岡市博物館1階 講堂
定員
240名(事前申込不要・先着順)
参加費
無料 (ただし本展観覧券もしくは半券の提示が必要)
2.コダイプレス presents 「古代フェスin福岡市博物館」

九州の考古を全力で楽しむイベント「古代フェス」が、ついに福岡市博にやってきます!!
・古代マーケット
・古代トーク
・九州考古をテーマとしたフード
など楽しいイベント盛りだくさん!

日時
古代フェス
2026年2月28日(土) 午前10時~午後4時
場所
福岡市博物館 館内各所

詳しいタイムスケジュール等は博物館HPか
古代pressのHP(https://kodaipress.jp/)で。

3.ワークショップ 「2000年後の福岡を発掘しよう」

2000年後の世界を想像しながら未来のスコップ(ローラー)で、未来の土(帆布)の中にある様々な形を写し取ります。身近なモノの形が現れる様子はまるで土の中から発掘しているよう。何が出てくるかは当日のお楽しみ!
完成品は特別展示室横に展示されます。

日時
2026年2月28日(土)
午後1時30分~3時(午後1時より随時受付)
※所要時間10分程度、帆布が無くなり次第終了
講師
柴川 敏之氏(現代美術家、就実大学教授)
柴川 敏之 氏
(現代美術家、就実大学教授)
会場
福岡市博物館1階 グランドホール
定員
なし(事前申込不要・先着順)
※当日は、直接現地にお越しください。
対象
小学生程度のお子様と保護者
参加費
無料
4. 西南学院大学 MATI NO MANY presents
「博物館からの帰り道が楽しくなる」まち歩きツアー

西南学院大学まちづくりサークル所属の学生さんをガイドに、オリジナルマップを使って博物館から西新商店街まで歩きます。マップに掲載している昔の写真の風景が、現在のどこにあたるのかを探し、見つけた現在の場所と昔の写真を重ね合わせた「時層写真」を撮影したり、大学生オススメの場所をめぐります。

日時
2026年3月28日(土) 午後1時30分~3時30分
集合場所
福岡市博物館 1階 総合受付
定員
15名程度(事前申込不要)
参加費
無料
  • ただし、本展観覧券もしくは半券の提示が必要
5. 各種ギャラリートーク
集合場所
福岡市博物館2階 特別展示室入口
参加費
無料(ただし、本展入場者が対象)

◎スコープを片手に展覧会探検forキッズ

日時
2026年2月28日(土) 午前10時30分~11時30分
定員
10名程度(事前申込不要)
対象
小学生程度のお子様と保護者

◎対話しながら展覧会鑑賞

日時
2026年3月21(土) 午後2時~3時
定員
10名程度(事前申込不要)

◎担当学芸員よる展示解説

開催日
2026年2月28日(土) / 3月7日(土) / 3月14日(土)
3月28日(土) / 4月4日(土) / 4月11日(土)
定員
20名程度(事前申込不要)
時間
午後2時~3時
  • facebook
  • twitter
  • instagram
  • youtube

最新情報を配信中

pressrelease

休館日

開館時間
9時30分〜17時30分
(入館は17時まで)
2025年7月25日~8月24日の金・土・日・祝日と8月13日(水)・14日(木)は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日
毎週月曜日
(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)
※年末年始の休館日は12月28日(日)~1月5日(月)まで

Facata(博物館だより)

  • 福岡市博物館 市史編さん室
  • ふくおか応援寄附
  • 福岡市の文化財

福岡市博物館

〒814-0001
福岡市早良区百道浜3丁目1-1
TEL:092-845-5011
FAX:092-845-5019