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会期:平成13年4月17日(火)~5月20日(日)

会場:特別展示室A・B
観覧料:一般1000円(800円) 高・大生600円(400円) 小・中生300円(200円)
*( )内は前売り及び身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、シルバー手帳提示者、団体は20人以上の料金。


狂獅子図屏風(くるいじしずびょうぶ) (部分)
6曲1双
伝狩野探幽筆
江戸時代前期


天球儀 1700年

外国人之図(部分)
江戸時代前期

染付葦文水指
江戸時代前期




梶葉紋散唐草蒔絵十二手箱
江戸時代

文殊菩薩絵像
鎌倉時代
(長崎県指定有形文化財)



紺糸威肩白赤胴丸
(重要文化財)

葉菊青山銭紋散花亀甲蒔絵女乗物
 江戸時代後期
 
伊良保茶碗 江戸時代前期

 

はるかなる千年の歴史
 九州の西北端、肥前(ひぜん)・平戸(ひらど)は、江戸時代、松浦(まつら)家が六万石の大名として治めていました。この松浦家の歴史は、古く平安時代にまで溯り、先祖は「源氏物語」のモデルとされる源融(みなもとのとほる)と伝えられます。そしてこの時代の末期に、古代から海上交通の要所であった肥前の地に一族が住み着きました。以後は源平合戦や、元寇、南北朝の動乱期には「松浦水軍」 を率いて勇名をはせ、中国、朝鮮等との交易にも活躍しました。16世紀、戦国時代には、平戸に来港するポルトガルなど西欧諸国と盛んに交易し、28代隆信(たかのぶ)はこの富をバックに一族をまとめ、戦国大名として活躍しました。そして天下統一の時期には豊臣秀吉、秀吉の死後の関ヶ原合戦では、徳川家康と、巧みに動乱の時代を読みきり、近世大名としての地位を得たのです。
 しかし、鎖国によって、かつて西欧諸国との交易で「西の都」と呼ばれた平戸も、新たな時代にはいり、 29代鎮信(しげのぶ)は、文武の道を基本とする藩政をめざし、山鹿素行の軍学をひろめ、自らも鎮信(ちんしん)流の茶道をおこしました。近世後期の34代清(きよし)(静山(せいざん))は、藩主としての31年間に名君の聞こえ高く、引退後は当時の学者・文化人と交流しました。また彼の随筆「甲子夜話(かしやわ)」は、278巻におよび、この時代の自然現象、政治経済、社会風俗などのあらゆることを書き留めたとされます。このほか、歴史的な資料の保護や美術品などの収集にも努めました。
 現在、平戸・松浦家のたゆまない歴史によって残された幅広い資料の数々は、松浦史料博物館に収められています。この展覧会ではそれらの中から、特に約150件を選び、平戸以外ではじめて展示します。千年におよぶ歴史と文化を象徴する名品の数々をぜひ御観覧ください。

国宝「婦女遊楽図屏風」の展示
 松浦家に旧蔵されていたことから「松浦屏風」とも呼ばれ、現在は奈良市にある大和文華館が所蔵する国宝「婦女遊楽図屏風」を展示いたします。九州では初公開となります。
詳細はこちら
とき/平成13年5月15日(火)~5月20日(日)

記念講演会
演題/「松浦家とその茶道」
とき/平成13年4月30日(月・祝)
   午後2時~4時(無料)
ところ/福岡市博物館 講堂
講師/松浦章氏
   (松浦史料博物館理事長・茶道鎮信流宗家)
 
演題/「平戸・松浦氏千年の歴史」
とき/平成13年5月12日(土)
   午後2時~4時(無料)
ところ/福岡市博物館講堂
講師/瀬野精一郎氏(早稲田大学教授)

鎮信流呈茶
 「平戸・松浦家名宝展」の開催を記念して、呈茶券(300円)をご購入の方に、松浦家ゆかりの茶道、鎮信流のお手前によるお茶を差し上げます。呈茶券は、当日、2階特別展示室(平戸・松浦家名宝展会場)入口で1日6回、各回30枚を販売いたします。
とき/平成13年4月28日(土)~30日(月・祝)
   10:30~ 11:30~ 12:30~ 
   13:30~ 14:30~ 15:30~ 
ところ/福岡市博物館 1階 講座室1

主催/福岡市博物館、(財)松浦史料博物館、朝日新聞社、「平戸・松浦家名宝展」実行委員会
後援/(財)福岡市文化芸術振興財団、九州朝日放送
監修/松平  乘昌(社団法人霞会館参与、資料展示委員会副委員長)

休館日

開館時間
午前9時30分~午後5時30分
(入館は午後5時まで)
休館日
毎週月曜日
※月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館
※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで
pressrelease

Facata(博物館だより)

福岡市博物館

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