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一般1100(900)円 高大生700(500)円 小中生400(200)円
*( )内は前売、20名以上の団体、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・シルバー手帳・西日本天神文化サークル・西日本文化サークル連合会会員証提示者の料金

横山大観「夜桜」特別公開 3月27日(木)―4月6日(日)

 東京都港区のホテルオークラ前にある大倉集古館(おおくらしゅうこかん)は、明治・大正の財界に重きをなした実業家、大倉喜八郎(きはちろう)(1837~1928)が多年にわたって収集した日本・東洋の美術品を公開するため、大正6年(1917)に創設された我が国最初の私立美術館です。
 喜八郎のコレクションは絵画・書跡・彫刻・工芸の幅広い分野に及び、嫡男喜七郎(きしちろう)(1882~1963)も多くの近代日本画を収集しました。関東大震災では建物が被災しましたが、まもなく中国古典様式による新館が再建され、現在では国宝3点、重要文化財12点、重要美術品44点を含む、2000点余りもの作品を収蔵しています。
 本展覧会ではこれらの収蔵品の中から約140件を紹介します。なかでも、平安後期の和様彫刻を代表する国宝「普賢菩薩騎象像(ふげんぼさつきぞうぞう)」や、色鮮やかな料紙に流麗な筆致が映える国宝「古今和歌集序(こきんわかしゅうじょ)」、そして満開の桜が篝火に照らし出される横山大観(たいかん)の傑作「夜桜(よざくら」は、名品揃いの本展でも最大の見所といえるでしょう。
 展覧会タイトルに添えた?落花狼藉(らっかろうぜき)?とは、平安時代の漢詩文集『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』からとった言葉で、春の嵐で花が艶(あで)やかに散り乱れた情景を詠んだものです。会期もまもなく桜の季節、博物館で少し早めの花見とシャレ込んでみてはいかがでしょうか。

記念講演会 <申込不要>
3月29日(土) 午後2時~4時
大倉集古館顧問 田邊三郎助先生
「仏教美術の名品二題 ― 平安文化の華・普賢菩薩像と偉容を誇る北魏石仏 ―」

展示リストはこちら



横山大観筆 夜桜
展示期間:3月27日(木)~4月6日(日)

一字金輪像 <重文>

長生殿蒔絵手箱 <重文>

古今和歌集序 <国宝>

能面 増女

網代に葡萄図
展示期間:前期

前田青邨筆 洞窟の頼朝
展示期間:前期


随身庭騎図 <国宝>
*一部作品については前期(2月28日~3月16日)、後期(3月18日~4月6日)で展示替えを行います。また、指定作品など全期間を通じ鑑賞できない作品がありますのでご注意ください。
2回目以降の入場につきましては、チケット半券をご提示いただければ当日入場料金の半額で入場いただけます。

主催:福岡市博物館、西日本新聞社、TVQ九州放送、落花狼藉「大倉集古館の名品」実行委員会
後援:福岡県、福岡県教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、福岡商工会議所、九州文化協会、福岡文化連盟、九州旅客鉄道、西日本鉄道、西日本リビング新聞社、CROSS FM、FM福岡、天神エフエム、LOVE FM、西日本天神文化サークル、西日本文化サークル連合会
特別強力:(財)大倉文化財団
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pressrelease

休館日

開館時間
9時30分〜17時30分
(入館は17時まで)
※2024年7月26日~8月25日の金・土・日・祝日と8月12日~15日は20時まで開館(入館は19時30分まで)
休館日
毎週月曜日
(月曜が祝休日にあたる場合は翌平日)
※2024年8月12日~15日は開館し、8月16日に休館
※年末年始の休館日は12月28日から1月4日まで

Facata(博物館だより)

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