平成3年5月14日(火)~7月14日(日)
1945(昭和20)年6月19日夜半の焼夷弾攻撃で、福岡市は大きな被害を受けました。この一夜で市内では、かけがえのない多くのものを失いました。しかし今日では、この日のことを知る人も少なくなりました。この空襲だけでなく、この戦争のこと―人々は国の内外でどのようにくらし、また何をしたのか―を、私たちはどのくらい知っているでしょうか。明日のために私たちは何を伝えなければならないのでしょうか。
本年も6月19日を迎えるにあたり、当館に収蔵されている資料から、戦時中の生活の様子が窺えるものを展示しています。今日の平和なくらしと未来について考える機会になればと思います。