平成7年5月16日(火)~7月16日(日)
▲ポスター「たのむぞ石炭」 |
▲伝単「感激の握手」 |
昭和20(1945)年6月19日夜半、200機を超えるB29の焼夷弾攻撃で、福岡市は大きな被害を受けました。この一夜の空襲で、福岡市内ではかけがえのない多くの命やものを失いました。
福岡市博物館では6月19日を迎えるこの時期に、半世紀前の戦争について考えていただきたいと思い、「戦争とわたしたちのくらし」展を開催して参りました。館蔵の戦時資料を中心にしたこの展示では、戦時下の庶民生活の色々な面を御覧いただきながら、なぜ日本が戦争へと進んでいったのかという問題や、貴重な資料を御提供下さった方々の平和への思いについて考えてみていただきたいと思っています。
5回目となる今年はまた、終戦50周年の節目の年にあたります。今年の展示は例年より規模を拡大し、部門別展示室3室を会場にして開催いたします。
ミュージアムモール |
展示構成と会場案内
1 昭和初期の生活と文化 …部門別2
昭和元<1926>年~昭和10<1935>年頃
2 戦時下のくらし
(1)15年戦争の始まり …部門別1
昭和6<1931>年~昭和12<1937>年頃
(2)日中戦争の始まり …部門別1
昭和12<1937>年~昭和16<1941>年頃
(3)太平洋戦争の時代 …部門別1・4
昭和16<1941>年~昭和20<1945>年頃
3 福岡大空襲 …部門別4
昭和20<1945>年6月19日~20日
4 占領と復興 …部門別4
昭和20<1945>年~昭和27<1952>年頃
なお、部門別展示室3では「福岡の文化財展2」を開催しています。