No.620
企画展示室3
土の中のアクアリウム
令和7年4月15日(火)~11月9日(日)
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貼花文の魚
(13世紀中頃~14世紀初め)
粘土で作った魚の文様を器の表面に貼り付けて表現します。立体感があり、文様の存在感か増します。(写真は龍泉窯系青磁)
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印花文の魚
(12世紀後半)
スタンプを押して文様をつけます。鱗や水草などの細かい描写が可能で、量産も簡単です。(写真は龍泉窯系青磁)
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刻花文の魚
(12 世紀中頃〜後半)
輪郭を斜めに幅広く削り、溜まる釉薬の濃淡で文様を浮き立たせます。片切彫りとも呼ばれます。(写真は龍泉窯系青磁)
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鉄絵の魚
(12世紀前半)
文様は鉄を含んだ顔料で、描かれています。筆を用いて描くため、製作者の筆運びを味わうことができます。(写真は磁州窯系陶器)
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青花(染付)の魚
(16世紀)
コバルトが主成分の顔料で青色の文様を描くものを青花と言います。一部に辰砂を用い朱色にすることもあります。(写真は景徳鎮青花)
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鉄絵の魚
(15世紀)
福岡では中国産以外に、タイのスコタイ窯産の鉄絵の魚文も確認されています。(写真はタイ陶器)
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象嵌の魚
(14世紀)
文様が彫られたスタンプを押し、凹ませた部分に器の土とは違う土を入れ込み、土色の違いで文様を描いています。(写真は高麗青磁)
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鉄絵の魚
(14世紀)
輪郭を描くのではなく、魚全体を着色することで表現しています。(写真は吉州窯系陶器)
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