戦争とわたしたちのくらし31
令和4年6月14日(火)~8月21日(日)
【主な展示資料】(名称・年代・作者など)
「軍事郵便」の誕生
- 郵便ポスト 近代 作成者不明
- 散「軍事郵便、愛国切手及葉書について」 昭和13年 熊本逓信局/作成
- 散「軍事郵便周知週間」 昭和14年 八幡郵便局・八幡市応召軍人後援課/作成
前線兵士の慰問
- 『家の光』第18巻第12 号 昭和17年 産業組合中央会/発行
- 慰問袋 昭和戦中期 作成者不明
- 慰問箱「兵隊さん有難う」 昭和戦中期 福岡松屋百貨店/取扱
- 『日本婦人』第1巻第4号 昭和18年 大日本婦人会/発行
家族にあてた手紙
- 書簡(戦地出立の問合せ) 昭和13年 故里の妻より御主人様あて
- 書簡(遺書) 昭和13年 片山覚より世界に二人となき愛しき妻あて
- 書簡(第三信) 昭和15年 松村栄一より松村よし子あて
- アルバム(氷菓) 昭和16〜17年 安西義忠/筆
戦争末期・戦後に書き残されたモノ
- 記「此の御世に」 昭和20年 春夫/筆
- 手形「忠」 昭和20年 海軍中尉西久保/作成
- 俘虜用郵便葉書 昭和20年代 松村重隆/差出
《参考文献》逓信省編『逓信事業史』第2巻(逓信協会、1944年)、大江志乃夫『兵士たちの日露戦争 五〇〇通の軍事郵便から』(朝日新聞社、1988年)、新井勝紘「軍事郵便の基礎的研究(序)」(『国立歴史民俗博物館研究報告』第126集、2006年)、『戦後75年・手紙が語る戦争の記憶 戦争と郵便』(切手の博物館、2020年)