館内マップ
福岡市博物館の建物は2階建てになっています。
1階は体験学習室や普段みなさんが見ることのできない、収蔵庫や事務室、機械室などがあります。 一方2階は展示室や読書室など、みなさんに利用してもらうためのスペースとなっています。
※A4サイズで印刷できます。また、説明図通り折っていただくと、コンパクトにご利用いただけます。
1F
- アジア各地のおもちゃや楽器、衣服、生活の道具などがあります。自由に手にとったり、音を出したりして下さい。友達どうしや親子でゲームをしたり、民族衣装を着て写真を撮ったり、さまざまな体験ができます。
- 金印のレプリカをはじめ、博物館資料をヒントにしたオリジナルグッズ、また歴史や文化に関する書籍を取りそろえています。博物館が独自に編集した図録、『新修 福岡市史』などの刊行物もお求めいただけます。
- ミュージアムショップで販売している図書や、金印レプリカなどのオリジナルグッズの通信販売を希望される方は、ミュージアムショップ(電話番号 092-823-2800)へお問い合わせ下さい。
2F
- 「FUKUOKA アジアに生きた都市と人びと」をテーマとし、福岡の歴史と人々のくらしを紹介しています。展示は、11のコーナーに分かれています。始まりと締めくくりのコーナーは、多くの人が知る福岡の代表的な文化遺産がテーマ。コーナー1では、国宝 金印「漢委奴国王」、コーナー11では「博多祇園山笠」について取り上げています。
- 歴史や文化に関するさまざまなテーマを設け、博物館資料や館外の文化財を展示しています。4室あり、2ヶ月程度で展示替えをします。
- 黒田家資料を中心に紹介する企画展示室2(黒田記念室)の「黒田家名宝展示」のコーナーでは、例年1月、2月に「国宝 刀 名物『圧切長谷部』」、「国宝 太刀 名物『日光一文字』」も展示します。
- 日本や世界各地の歴史や文化に関する多種多彩なテーマの展覧会を、年間5~6本開催します。
施設・サービスについて
博物館でより快適に過ごしていただくための施設・サービスのご案内
- 館内のサービスについてお聞きになりたいこと、お困りのことがございましたら、まずは総合案内にお越しください。開館時にはスタッフが常時待機しております。お気軽にお声をおかけください。
- チケット売り場は、2Fの各展示室の入口にございます。
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小さなお子様連れのお客様にご利用いただける授乳室があります。ご利用の際はお近くのスタッフにお声をおかけください。
中は共有スペースのほかに、授乳用の個室2部屋あります。共有スペースにはシンクや車いすに対応したロータイプのオムツ替えベッドなどを設置しています。オムツ替えベッドはこれまで通り1階北側の女性トイレ、2階北側の男性トイレ・女性トイレにも設置しています。
車いす、ベビーカーなどの貸出しを行っています。
ご利用の方は、1F総合案内のスタッフまでお声かけください。
- 2階東南の一画にある、南向きの明るく静かなスペースです。大きな窓いっぱいに広がる景色を一望しながら、落ちついた雰囲気の中で、ゆっくりと読書が楽しめます。
展示室を見終わった後で、その展示に関する理解をより深めたり、新たな知識の発見の手助けとなるような場所としてご利用ください。
学芸員が選んだ読書室の図書(展示関連の考古・歴史・民俗・美術、郷土図書や児童書)は、お隣の総合図書館とはひと味違った品揃えになっています。ただし、多くの来館者がいつでも利用できるように、貸し出しはせず、閲覧のみとなっています。
読書室に置かれていない学芸員用の専門図書でも、希望があれば読書室で閲覧することができますので、あらかじめ問い合わせください。
- 講座室は3つあります。
講座室1は、広さは約200平方メートルあり、150人まで利用できます。2階のいちばん南側、読書室の横にある講座室2は、広さが約100平方メートルで最大32人収容。もっとも小さな講座室3は、広さが70平方メートルで最大24人収容できます。講座室は、福岡の歴史と、郷土に暮らした人々の生活に関連するさまざまな講習会や研究会に利用されています。
講堂は、250平方メートルの広さで247席(固定)あります。ここでは、いろいろなテーマで開催される講座・講演(歴史学講座、考古学講座、民俗学講座、美術史講座、体験学習室講座などがあります)のほか、博物館学習で訪れる市内の中学生のオリエンテーションがおこなわれています。
講座室・講堂の利用は有料です。お問い合わせは、運営課企画調整係までどうぞ。
- 幅18m、縦3mの巨大壁面に福岡の大パノラマ画。
博多湾沿岸に広がる市内の景観を南側の上空から見下ろした手書きによる鳥瞰図で、市内の史跡・名勝や観光スポットを大パノラマ画面で紹介します。福岡の観光情報を歴史の観点から発信します。
■場所/福岡市博物館 常設展示室入口横
■利用時間/9:30~17:30
■入場無料
- 博物館に入ると、そこは大きな吹き抜けの空間になっています。ここがグランドホールです。高さが28.5mあり、アーチ状の屋根の頂部にある採光窓からは、外光が取り入れられるようになっています。白い天井の側面には、博多織独特の伝統的な献上文様が浮き彫りにされています。
ホール内には、春はどんたく、夏は山笠、秋は放生会、冬は十日恵比須と、四季折々の博多の祭りを再現した博多人形が置かれ、季節感を出しています。この人形は博多人形師、西頭哲三郎氏の製作・監修によるもので、アジア太平洋博覧会のパビリオン「福岡鴻臚館」に出品されたものです。
- ここが博物館のお蔵、一番大事なお部屋です。お蔵といっても蛍光灯(退色防止のため紫外線をカットしてあるもの)で室内は十分に明るく、昔の蔵のイメージはありません。室内は資料保存のために一年中室温20度、湿度60パーセントに保たれています。
フローリング仕上げの床に杉板張りの天井や壁。資料を整理しやすいように木製の棚などが配置されています。まだ余裕がありそうですが、収蔵品は増えていくばかり。博物館の設計段階から、既に収蔵庫は増築することが考えられています。
- 「ちょっと休憩したい」「何か飲みたいけれど・・」といった多くの来館者された皆さんの声に応えるべく、開放的な空間をご用意致しました。明るいスペースにはテーブル・イスを20席ほど配置し、自動販売機もあります。